子どもの夏休みの宿題に対する家族としての心構えについて

小学生の勉強 子どもの夏休み

夏休みは子どもにとって大きなイベントで、夏休みを心待ちにしている子は非常に多いと思います。1ヶ月以上という長いお休みですし、海やプールに行ったり、旅行に行ったり、花火大会やお祭りに行ったりと、夏休みならではの楽しみがたくさんありますよね。子どもの時の夏休みの思い出というのは、不思議なことに何年、何十年たっても色褪せないものです。お子さんには、夏休みを思いっ切り楽しませてあげたいですね。

しかしその一方で、夏休みは夜更かしや朝寝坊が多くなったり、勉強をサボりがちになったりと、親御さんの心配も多くなることと思います。せっかくの休みなのだから楽しませてあげたいけれど、生活の乱れや勉強をサボる癖がついてしまうのは心配になりますよね。

 

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夏休みの宿題問題

夏休みは1学期が終わって2学期を迎えるまでの長いインターバルですから、1学期中に学習した内容を総復習したり、苦手教科を克服したりする大きなチャンスです。
受験を控えたお子さんですと、「夏が勝負」とも言われるほど大切な時期になります。

そして、夏休みといえば「夏休みの宿題」があります。長いお休みであるからこそ、宿題もまた期間に相応しいだけのボリュームがありますよね。

夏休みをダラダラ過ごしてはもったいない

夏休みをダラダラと過ごしてしまうと、膨大な量の宿題が溜まりに溜まって、8月末に一気に押し寄せてくることになります。そうなると、一人ではどうしても処理することができず家族の手を借りたり、ろくに考えもせず適当に答えを埋めたりするやっつけ仕事となるわけです。

夏休みの宿題も真摯に取り組めば立派な勉強になり、成績UPや苦手克服だって期待できるのに、これではもったいないですよね。

夏休みの勉強を始めるのは、お盆過ぎから

経験上子どもが溜まった宿題を意識し始めるのはお盆を過ぎたあたりからで、実際に取り組みはじめるのはもう少し後だったりもするのですが、8月中旬からはとにかく何をしていても心のどこかに「夏休みの宿題」というしこりがありますので、遊んでいても100パーセントは楽しめません。

これは非常に残念なことです。こんなふうに夏休み後半を暗い気持ちで過ごすよりは、計画的に宿題を片付けて心の底から夏を楽しんだ方が何倍もよいに決まっています。

夏休みの宿題をコツコツ進めるのは大変

ところが、夏休みの宿題を計画的にコツコツこなしていくというのは、周囲が思うほど簡単なことではありません。大人だって、時には仕事や家事などを溜めこんでしまうことがありますよね。

何冊もの分厚い問題集やプリント、読書感想文に自由研究など、すべての宿題を適切に分割して完璧なスケジューリングをするのは、子どもにとっては非常に難しいことです。

お子さんが夏休みの宿題に手をつけようとしなかったり、8月末になって焦っている場面に遭遇すると、つい叱ってしまいたくなるのですが、「ちゃんとコツコツやらないからそうなるのよ!」と叱るよりは、夏休みが始まった時から少しずつ片付けていくことができるように、ある程度のフォローをしてあげるのがよいと思います。

「宿題は進んでる?」と時々声をかけてあげる、勉強時間を決めてリビングで一緒に勉強する(親御さんは別のことをしていてもわからない所などが出てきたら教えてあげる)、自由研究や読書感想文についてお子さんと意見を交わす等、できることはたくさんあります。

夏休みの宿題をきちんと終えるという達成感

どんな形であれ、お子さんが夏休みの宿題をきちんと自分で片付けることで、勉強になるのはもちろん、達成感も味わえます。
膨大な量の宿題が終わったときの爽快感は、みなさん記憶にあるのではないかと思います。
楽しく有意義な夏休みを過ごすためにも、夏の試練である「夏休みの宿題」を攻略できるよう、お子さんを導いてあげましょう。

夏休みは子どもにとっての一大イベント

さて、子どもにとっての一大イベントである「夏休み」。冬休みや春休みと比べて期間も長い上、海やプールなど夏だからこそ楽しめる遊びも多く、夏休みを心待ちにしているお子さんも多いと思います。

しかし親御さんとしては夏休み中にお子さんの生活が乱れたり、勉強が疎かになったりするのではないかと心配でもありますよね。
夏休みだからといって夜更かしや朝寝坊をしたり、遊んでばかりいるのではなく、規則正しい生活をしながらしっかりと勉強にも取り組んで欲しいと思うのが、お子さんを思う親心です。

大人ですら難しいなら、子どもならなおさら

そうはいっても、夏休みに自らを律して模範的な生活をするというのは、子どもたちにはなかなか難しいものです。

私は大人ですが、お正月やお盆などの大型連休中はついダラダラ過ごしてしまったりします。事前にあれこれ計画を立てていても、「明日も休みなんだし今日はゆっくりしよう」などという甘えが出てしまうんですね。
大人ですらこうなのですから、子どもたちなら尚更のことでしょう。

夏休みこそ、苦手の克服や普段できない体験を

夏休みは1ヶ月をこえる長いお休みですから、つい羽目をはずしたくなってしまうのですが、時間がたっぷりあるからこそできることがあります。
例えば夏休みを利用して苦手な教科を克服したりすることも可能ですし、遊びを通して普段はできない経験をするのも大切なことでしょう。ただ何となく過ごすにはもったいないのが夏休みです。

夏休みの宿題は計画的に

夏休みは学校から宿題もたくさん出ますので、計画的に取り組まなければ8月末に大変なことになってしまいます。
もちろんお子さんの計画性と実行力を育むためには周囲が手を差し延べすぎてはいけないのですが、親御さんがしっかりと見守って時には厳しく注意してあげることも必要ですね。

夏休みの過ごし方といえば・・・

みなさんは夏休みの思い出といったら、何をイメージしますか?海にプールに家族旅行、花火大会にラジオ体操・・・みなさん色々な情景が思い浮かぶと思いますが、誰もが必ず経験している夏の風物詩といえば「夏休みの宿題」ですね。
楽しい夏休みに影をおとす大きな試練に、どなたも少なからず悪戦苦闘しながら取り組んだことでしょう。

夏休みの宿題は、学校にもよりますが大抵の場合けっこうな量がありますので、計画的に取り組むことが大切です。

とはいえ、多くのお子さんがお盆を過ぎたあたりから焦りだすというのがお決まりのパターン。私はどうだったかというと、基本的にはスタートダッシュ型で7月中に6~7割程度は終わらせるのですが、その後見事に中だるみをして、結局残りの3~4割は最後の一週間にかけるという感じでした。

絵日記や読書感想文、自由研究・・・・

小学校の場合は絵日記や読書感想文、自由研究なども盛り込まれてくるので頭が痛いですね。こればかりはどうしても長期戦になってきますので、夏休みが始まった段階できちんと計画を立てておかなければなりません。

夏休みの宿題がいつまでも残っていると、せっかく楽しいはずの夏休みも心にしこりを持ったまま過ごさなければなりません。
夏を思い切り楽しむためにも、やはり日々コツコツと片付けていくに越したことはありません。
受験を控えているお子さんの場合は、宿題以外にもやらなければならない勉強がたくさんあって大変だと思いますが、夏休みの宿題をきちんとこなせば成績UPや苦手克服だって可能です。前向きに取り組みたいものですね。

問題集や夏休みの友

夏休みの宿題のメインといえば「問題集」や「プリント」。「夏休みの友」というお決まりのタイトルに、「こんなの友じゃない!」とツッコミを入れたことのある方は、日本じゅうに数え切れないほどいるでしょう。

夏休み前に分厚い問題集や何枚ものプリントが配られると、見ただけでうんざりしてしまうものですが、地道にやっていかなければ夏休み終盤に痛い目を見ることになりますので、1日の最低限のノルマを決めてやっていくのがオススメです。夏休みの日数ピッタリで日割りにすると、どうしてもできない日やゆっくりしたい日が出て、その分溜まっていってしまうので、土日分を引いたくらいの日数で割るとゆとりを持って取り組めると思います。

わからない問題は飛ばして、とにかく先に進める

経験上、わからない問題などが出てくると途端にやる気をなくしてしまうものですが、そういうものは思い切って飛ばし、できるものから埋めていくのもひとつの手です。塾に通っている子や家庭教師を付けている子は、わからない問題をまとめておいて、塾の講師や家庭教師に質問するとよいでしょう。

塾や家庭教師を利用していないという子は、家族や友達、登校日に学校の先生に相談するのもよいですね。もちろん宿題は自分でやるのが基本ですが、「ここがわからない」と質問をすれば、学校の先生でも何かしらのヒントを与えてくれるでしょう。

勉強する時間は朝がいい?

勉強する時間帯は一般的に朝が推奨されているようですが、本人のライフスタイルなどによっても変わってきますので、一番やりやすい時間帯を勉強時間に定めるとよいと思います。

小学生ですと、夏休みの宿題にはお決まりのように「絵日記」の類が登場しますよね。楽しいことがあった日に数枚の絵日記を書く程度でしたらまだよいのですが、毎日短くてもいいので日記を書くという宿題が出されたときには、非常に苦労した覚えがあります。
つい面倒でほとんど書かずに夏休み終盤に入ってしまい、もはや日記とは言えないのですが、最後の1週間くらいで慌てて取り組んだものでした。

日記は毎日コツコツと

本当なら日記なんてさほど時間がかかるものでもありませんし、寝る前にささっと書いてしまえばよいのでしょうが、日記を書く習慣のない子にとってはなかなかに大変なものなのです。

これは国語の成績や文章力云々という問題ではなく、習慣の問題ですので、夏休み中だけでも「書く癖」を付けるようにしなければなりません。

さりげなく促してあげてみては?

日記を書くのはそれほど頭を使うことではありませんから、家族団らんの時間などに「いま日記かいちゃえば?」などと促してあげるとよいと思います。
その日1日の出来事を家族で話しながら書けば、ネタに苦労することもないでしょう。
テレビを見ながらCMの合間にでも書けてしまいますので、夏休みの日記帳はリビングに置いておくのがよいかもしれませんね。

お天気欄は要注意

万が一溜めてしまった場合は思い出しながら書くしかないのですが、夏休みの日記帳に「お天気」の記入欄がある場合は、事実と相違がないように注意が必要です。
教師も人間ですので夏休み中のお天気を全て覚えているわけではないのですが、台風の日が晴れになっていたりすればさすがに気付かれてしまう可能性大ですので、お天気だけでも毎日記録するようにしていた方が無難だと思います。

夏休みの自由研究攻略

かつて私が最も頭を悩ませた夏休みの宿題は「自由研究」です。
自由研究は、あるものを解いていくだけの問題集や、日々の記録を残す日記(絵日記)、本を1冊読んで感想を書く読書感想文などとは完全に性質が異なります。自由研究はまず「何をするか」から決めなければならないからです。これを決めないことには、取り組むことさえできません。

自由研究のテーマを決めるのは簡単なことではありません。

親御さんとしてはお子さんが自発的に何かに興味を持って研究に取り組んでくれるのを期待したいところですが、そういうケースは稀でしょう。

自由研究は付け焼刃で何とかなるものではなく、ある程度の期間を割いて取り組むことが必要になってきますので、何にしても早い段階でテーマを決めなければなりません。
ここはひとつ、周囲が色々と提案をしたりフォローしたりして、お子さんを導いてあげるようにしましょう。

自由研究の定番といえば

自由研究の定番といえば理科に関するものが多く、植物の栽培や天体観測などが思い浮かびますよね。
特に植物の観察日記については、家で花や野菜を育てていれば、それを研究題材にすることもできるのでオススメです。日のあたる場所と日陰に同じ植物の鉢を置いて、成長を比較するのも面白そうです。

自由研究のテーマはもっと自由でいいはず

しかし自由研究はなにも理科にこだわる必要はないわけで、ご両親のお仕事に関するインタビューをしたり、お子さんのこれまでの生い立ちをまとめた記録などでも立派な自由研究になります。料理が好きな子なら、お母さんと一緒に家族の食事作りをして、写真付きの料理日記を作るのもよいですね。

また最近は夏休みの自由研究キットなども販売されているので、それらを活用するのもよいと思います。ただし周りの子とかぶってしまう危険性はあるのでそこはご了承ください。

読書感想文という苦行

夏休みの宿題の中で、得意不得意が大きく分かれるのが「読書感想文」です。普段から読書が好きで、文章を書くのも特に苦手ではないという子にとっては、さほど時間をかけずに片付けることができる宿題なのですが、読書が好きでない、作文が苦手という子にとっては、読書感想文はかなりの難関となります。
読書が好きでない子は、まず本を読むのに時間がかかってしまいますので、夏休みのなるべく早い段階から根気よく読んでいくことが必要です。

感想文の本選びが重要

感想文を書く対象となる本については、学校から指定されている場合もありますし、いくつか課題図書が提示されてその中から選ぶパターンもありますし、お子さんが自由に選んでよいというパターンもあります。

選ばなければならない場合には、とにかくお子さんが少しでも興味が持てそうなものや、取っ付きやすそうな本を選ぶようにしましょう。

「人間失格」を選んだ過去

「薄い」「短い」というだけで本を選ぶのは危険です。
私は小学校5年生の夏休みに、薄いというだけで太宰治の「人間失格」をセレクトしてしまい、当然ながら小学校5年生には大変難しく、苦しみ抜いて原稿用紙3枚にわたる駄文を完成させた経験があります。本の読みやすさ、感想文の書きやすさは、長さだけではないことを知っておいて下さい。

読書感想文の苦手な子というのは、本を読んで何を感じたかを自分の言葉でまとめるのが苦手なので、できれば親御さんも同じ本を読んで、感想を話し合うのがよいでしょう。

意見を交わしながらお子さんの言葉を記録していけば、それを繋げるだけで文章ができあがるはずです。これは読書感想文だけでなく、どんな作文でも通用する手法ですので、是非実践してみてください。

夏休みの宿題は、コツコツが一番

夏休みの宿題は、計画的にコツコツと取り組めば怖くない!そうとわかっていても、なかなか実行するのは難しいもので、つい溜め込んでしまったり、わからない部分をそのままにしてしまったりするものですよね。それで結局8月31日に家族総出で子どもの宿題を・・・なんてこともあると思います。

しかし、夏休みの宿題はやはりお子さん自身がしっかりと取り組んでこそ価値あるもの。学校がない期間に自宅で宿題をこなすことで、自宅学習の習慣も付きますし、1学期中に習ったことを総復習できるチャンスでもあるわけです。ですから、周囲がフォローしながらでも、お子さんがきちんと宿題をこなすべきです。

夏休みの宿題が終わらないなら、家族がサポート

お子さんの自主性だけで膨大な量の夏休みの宿題を片付けることがどうしても難しい場合には、親御さんが宿題を見てあげるのもよいですし、友達と一緒に勉強するのもよいと思います。そもそも、わからない所を誰かに尋ねるのは悪いことではありません。ヒントを与えながら、お子さん自身が解いていけばいいのです。

そうならないために、家庭教師などをよび学習習慣をつけておく

家庭教師を付けている子は、夏休み期間中は家庭教師と一緒に宿題に取り組んでいるという子も多いようです。
例えば1週間に1度家庭教師に見てもらっている場合には、家庭教師が「来週までにここまでやっておいて、わからない所を一緒に考えるようにしよう」などとレールを敷いてくれるので、サボることなく宿題に取り組めるわけです。
宿題もコツコツこなして、わからない所や苦手な所も克服できるので一石二鳥ですね。

家庭教師のトライなどは、夏休みだけという場合でも相談に乗ってくれますし、そのような需要も多いようです。
さすがにCMなども頻繁にしている大手の会社ですので、まずは無料の資料請求をして、話を聞いてみることをおすすめします。

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